\住友林業で契約し、現在着工中/
家づくりにおいて、地盤の状態は非常に重要ですよね。
しかし、重要だからといっても、できれば費用が少なければいいなと思うもの。
ですがこればかりは、本当にその土地の状況と運次第なので…ただ祈るのみです(>人<;)
今回、地盤改良の費用はいくらだったのか?について、見積もり金額も含めて紹介していきたいと思います。
地盤改良の見積もり費用について
まずは私たちの建設予定の家についてです。
・木造
・総2階建て
・1階坪数:16坪程度
私たちは、地盤改良費の見積もりを「150万円」で入れました。
- 近隣の地盤改良費用が100万円以下だった
- 過去、洪水はなかった地域
- でもハザードマップで液状化の可能性高い
- 営業担当からも200万円はいかないはずと言われた
ですが、地盤改良費は完全に運任せ。
隣が0円だったからと言っても、自分のところは100万円掛かった、なんて場合もあるようです。
特に、以下の土地を検討している場合は高くなる可能性大です。
- ★平屋で建設予定
-
地盤改良にかかる面積が広い
- ★川が近い
-
昔洪水が起こったことがあるかも
- ★ハザードマップで注意書きがある
-
液状化の可能性高いかも
こればかりはもう祈るしかない🙏
見積もり以上は行きませんように…!
調査開始~結果報告まで
調査開始
12月末に契約し、年明け1月から早速地盤調査が行われました!
実際の調査は、「敷地・地盤」の2つを確認していきます。
また、以下2つの報告書を後でもらうことができます。
①敷地調査報告書
②地盤調査報告書
①敷地調査について
敷地調査は、今後の各種申請手続きに必要な測定関係を行うものです。
写真の通りの調査が行われました。
調査書は写真等もたくさんあり、
細かく丁寧に記録されていましたよ!
②地盤調査について
地盤調査は、SWS試験(スクリューウェイト貫入試験)での調査でした。
基本的にこの方式が採用されているようです。
SWS試験(スクリューウェイト貫入試験)とは?
土地の地盤の強さを調べるための簡単な検査です。
細い鉄の棒に重りを乗せて地面に差し込み、回転させることで抵抗を測り地盤の状態をチェックします。
家の四隅と、真ん中の計5か所を測定します。
この結果で、地盤がしっかりしているかどうかが分かり、必要に応じて補強が提案されます。
調査の結果
- 地形分類:後背湿地
- 試験結果:5か所とも、2~3m/5~6m付近の抵抗値弱め
後背湿地は、水分を保ちやすい土地のため、昔から水田として利用されてきた土地のようです。
現在は市街地となっているところが多いようです。
自分の住む場所が、どんな地形分類かも知っておくとよいかと思います。
試験結果は、全体的に同じような結果でした。
ですので、場所によってここだけ弱い!というところはありませんでした。
2~3m、および5~6m付近が抵抗値が少し弱かったようでした。
少し深い箇所が弱めだと、高くなる傾向があるとのことで…
ドキドキしながら待機です( ;∀;)
地盤改良の最終費用!
1月上旬に調査→結果の確認を行い、2週間程度で最終金額が知らされるとのことでした。
実際には3週間後…営業担当から連絡が!
地盤改良の費用が出ました!
最終金額は、130万円程度になります。
130万円かぁぁぁ(>_<)
わ、わかりましたー!
連絡ありがとうございます。
そして、その後地盤改良の工法を連絡もらいました。
「柱状改良(タイガーパイル)」という工法で工事を行うとのことでした。
柱状改良(タイガーパイル)とは?
◆工法概要
セメント系固化材を注入して柱状の改良体を築造し、改良体の中心に鋼管を打ち込む工法。
◆ メリット
・液状化の可能性がある土地も補強可能
・摩擦杭( 表面の摩擦力で支える)のため、
深い位置に支持層があっても短い杭長で済む。
液状化の可能性もある、という土地でもありましたので…
「最終結果:129万円」でした!
ですので、見積金額との差は21万円でした。
もう少し安かったらなぁと思う気持ちもあるものの、見積もりより低かったので良しとしましょう…。
地盤改良しっかり行わないと、液状化等の不安もありますからね。
まとめ
地盤改良の流れ・費用について、実体験を踏まえて紹介しました。
土地購入前に、以下については調べてみるとよいかと思います。
・ハザードマップ
・過去の洪水履歴など
・地形分類(扇状地、後背湿地、谷底平野など)
ハザードマップもあくまで参考程度ですが、周辺の地形も確認できますので見ておきましょう。
洪水や液状化の心配がないところは、多少費用抑えられる可能性がありますので。
また、他の記事では地鎮祭について紹介していますので、参考にしてみてください。↓
みなさんの地盤改良費が少しでも安くなることを祈っています。
それではー!